一方、1日から100年前の記憶を伝える写真などが展示されている名古屋港。南海トラフ巨大地震が起きた想定で防災訓練が行われました。

総貨物取扱量21年連続日本一、自動車の輸出台数は44年連続日本一の「海の玄関口」が、最も恐れるのは津波です。

(名古屋港管理組合・清水敏幸危機管理課長)
「防潮壁の維持管理・扉の閉鎖訓練などを行って(津波から)防護している」
水面から約6メートルの高さの防潮壁は60年前に完成後、メンテナンスが続けられていますが、担当者は「老朽化」に加え、有事の際に防潮扉を閉める指示がスムーズにできるかどうかが、大きな課題だと話していました。


また、岐阜県中津川市でも最大震度6弱の地震が発生した想定で、岐阜県警の訓練が行われました。関東大震災では約13万件の家屋が全壊。1日は倒壊した建物に取り残された人を救助する訓練などが行われました。


当時の「記憶」と日々の「訓練」が命を救うことに繋がります。














