大手銀行4行が9月から適用する住宅ローン金利を発表し、日銀による金融政策の修正を受けて4行すべてが代表的な10年の固定金利を引き上げました。

大手銀行4行は住宅ローンについて、あす9月1日から適用する固定金利を引き上げると発表しました。

代表的な10年固定金利の最優遇金利は、三菱UFJ銀行が先月よりも0.1%引き上げ0.88%に。三井住友銀行も0.2%引き上げて1.09%にします。また、みずほ銀行は0.15%引き上げて1.35%に、りそな銀行も0.18%引き上げて1.57%にします。

日銀が7月に長短金利操作の柔軟化を決め、長期金利が上昇しているため、各銀行とも金利を引き上げたとみられます。

一方で、短期金利と連動する変動型の住宅ローン金利は各行とも据え置いています。