蓄電池の製造などを行う東京都の会社が、岡山県玉野市で整備を進める工場の一部が完成し、きょう(30日)メディアに公開されました。

蓄電池システムを生産する工場「Power Base(パワー・ベース)」です。


敷地面積は約6500平方メートル、蓄電池の部品を生産する工場で、この部品を使って一年間に生産される蓄電池は、約90万世帯が1日に使う電力を蓄えられるといいます。

瀬戸内海の重要拠点のひとつ、宇野港があることや、災害が少ないことなどから、玉野市での工場設置を決めたといいます。

(パワーエックス マニュファクチュアリング 池添通則社長)「蓄電池という比較的新しい産業で今後成長が期待されることで、何かしら我々が玉野市に貢献できればなと」

今後は敷地内にオフィスやカフェなども作られ、最終的な完成は2025年上旬だということです。