クマの目撃が相次いでいる山梨県富士河口湖町で、30日昼に前川沿いを歩く2頭のクマが目撃され、町の職員がパトロールを行いましたが、クマは見つかっていません。

富士河口湖町によりますと、30日午前11時45分ごろ、富士河口湖町河口で川沿いを歩く2頭の子熊を水道の点検業者が目撃しました。


連絡を受けた町は周辺のパトロールを行い、住民に注意を呼びかけました。
クマが目撃された場所から約600m南には、多くの住宅が立ち並びます。


近隣住民は:
「外見ながら出ないととても怖い。どうしたらいいか」
「子どもがいるので心配は心配。動くときは一緒に」

富士河口湖町では河口地区を中心に、今年少なくとも20件のクマの目撃情報が寄せられ、これまでに1頭を捕獲しています。