恋愛感情を寄せるメッセージや、ウソの投資話を信じた40代の女性2人が、現金あわせて1420万円をだまし取られました。

被害にあったのは、いずれも山梨県富士吉田市に住む40代の女性2人です。

県警によりますと、このうち1人は今年3月、SNS上でシンガポールに住む男を名乗る人物と知り合ってメッセージのやり取りを続け、相手から「2人の将来のためにお金を貯めましょう」などのメッセージを受け取りました。

その後、女性は相手から送られていたURLを元に投資サイトで資産運用を開始し、指定された口座に13回にわたり約605万円を振り込んだということです。

女性は利益を確認する手続きで詐欺と気づき、警察に被害届を出しました。

また別の女性は今年4月、SNS上の投資広告にアクセスし、投資の専門家を名乗る人物から指定された偽の投資アプリをダウンロードし、11回にわたり合わせて820万円を振り込み、警察に相談し詐欺被害と判明しました。

警察は詐欺事件として捜査し、実際に会ったことのない人との高額な金銭のやり取りに注意を呼び掛けています。