岡山市の、9月補正予算案がまとまりました。物価高騰の影響を特に大きく受ける一部の子育て世帯に対する現金給付など、総額約30億円の予算案です。

(大森雅夫岡山市長)「岡山市の様々な経済状態、社会生活の状態を見ながら的確に対応を行っていきたい」

岡山市の9月補正予算案の総額は、一般会計で約29億4000万円です。

長引く物価高騰の影響が特に大きい、児童扶養手当を受けるひとり親世帯や、住民税非課税の子育て世帯など約1万世帯に、1世帯あたり5万円の給付を行う事業に約5億円を、

また、今年度5日間行っている路線バスの無料デーが好評だったことをうけ、12月1日から約1か月間、市内を走るバスの運賃の上限を200円とするキャンペーンなどに1億円近くを充てます。

補正予算案は、来月4日に始まる定例市議会に提出されます。