覆面アーテイストとして全世界で活躍するバンクシーの版画展が八戸市で始まりました。バンクシー展の開催は、北東北で初めてです。

飛んでいく赤い風船に手を伸ばす少女。こうした作品をバンクシーは正体を明かさずに世界各地で壁などに描き、覆面アーティストとして注目を集めてきました。

八戸市のショッピングセンター、ラピアで開かれている版画展では、バンクシー公認の工房で作られたことを証明する刻印とシリアルナンバーが入った作品約40点が展示・販売されています。

バンクシーは社会風刺をきかせた作品を発表することでも知られていて、こちらは、火炎瓶の代わりに花束を投げる暴徒を描いています。

日本初公開のこの作品は、コロナ禍で医療従事者に敬意を表しナースの人形と遊ぶ子どもを描いています。

※訪れた人は
「今までSNSとか画像でしか見ていなかったので、目の前で見られるのは新鮮で面白い」

バンクシー版画展は9月3日まで八戸ショッピングセンターラピアで開かれています。