宮城県は、去年の夏の大雨被害の復旧費などおよそ45億円を盛り込んだ一般会計補正予算案を9月5日に開会する県議会に提出します。
県によりますと、一般会計補正予算案44億6900万円のうち、2019年の台風19号で被災した公共土木施設の復旧費としておよそ12億5000万円、去年7月の大雨被害により決壊した大崎市の名蓋川の堤防工事などに3億2000万円を計上しています。

また、民間への委託で運営している県の水道事業の一つの「流域下水道事業」について、維持管理費の増加に伴う運営権者への補償としておよそ2億1000万円を盛り込みました。県議会の9月定例会は、9月5日に開会します。