9月1日の防災の日を前に、静岡県の熱海警察署では2021年7月の伊豆山土石流災害を踏まえ、土砂災害を想定した訓練が行われました。
<訓練の様子>
「警察官です。声出せますか」
熱海警察署の署員10人が参加したこの訓練は、災害で土砂に人が巻き込まれた想定で行われました。
伊豆山の土石流災害で救助活動の経験をした災害対策指導員の指導のもと、要救助者が助けを求めていないか、声をかけながらシャベルで土砂を素早く取り除く作業が行われました。
<熱海警察署 石津谷良広副署長>
「災害発生時には、県本部や他署からの応援がなかなか来ないという状態になるので、その中で熱海警察署員が管内の人命救助を優先して行うことになるので、基礎的なところを学んで災害救助能力の向上に努めていきたいと思っている」
このあと、土嚢を使って土砂などを確実に食い止める手順を確認しました。警察は土石流も含めた様々な災害対応に努めていきたいとしています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
