日本サッカー協会は29日、第19回アジア競技大会(9月22日~10月6日、中国・杭州)に臨むサッカー女子日本代表のメンバーを発表。W杯代表の千葉玲海菜(24、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)や東京五輪メンバーの塩越柚歩(25、三菱重工浦和レッズレディース)ら21人が選ばれた。
10月下旬にパリ五輪予選を控えていることから「招集、構成に頭を悩ませすところだった」と明かした佐々木則夫女子委員長。選手選考について「若い選手、経験はあるけれどもそういった場でその選手を見てみたい、相対的な中でメンバーを選考した」と説明した。今大会を「次の五輪に向けた準備段階の大会になる」と位置づけ、「優勝を限りなく求めてこの大会に臨ませていただく」と語った。
「アジアの中でタフに戦っていける、優勝できる、個の部分で特徴を持った選手」を「責任を持って選んだ」と話したのは、チームを率いる狩野倫久監督。「力強く思い切ったプレーをして、パリ五輪につながるような、その先につながるような活躍を」と選手たちに期待した。
日本代表は9月22日にバングラデシュ代表との初戦を迎える。
■GK
1.浅野菜摘(ちふれASエルフェン埼玉)
18.福田史織(三菱重工浦和レッズレディース)
※9月22日に辞退発表。松本真未子(25、マイナビ仙台レディース)に交替。
12.大場朱羽(ミシシッピ州立大(USA))
■DF
4.後藤若葉(早稲田大)
3.田畑晴菜(マイナビ仙台レディース )
6.佐々木里緒(マイナビ仙台レディース )
2.小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース)
17.古賀塔子(JFAアカデミー福島)
■MF
10.塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)
5.脇阪麗奈(セレッソ大阪ヤンマーレディース)
11.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)
8.石田千尋(アルビレックス新潟レディース)
16.天野紗(INAC神戸レオネッサ)
21.榊原琴乃(ノジマステラ神奈川相模原)
14.谷川萌々子(JFAアカデミー福島)
■FW
9.上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)
15.千葉玲海菜 (ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
20.大澤春花(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
13.島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース)
7.山本柚月 (日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
19.土方麻耶 (日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
【大会日程】
9月22日(金) グループステージ第1戦 vs バングラデシュ
9月25日(月) グループステージ第2戦 vs ネパール
9月28日(木) グループステージ第3戦 vs ベトナム
9月30日(土) 準々決勝
10月3日(火) 準決勝
10月6日(金) 3位決定戦or決勝