宮崎労働局は、宮崎市内の企業が新型コロナ対策の「雇用調整助成金」1100万円余りを不正に受給していたと発表しました。

雇用調整助成金を不正受給したのは、QR決済サービスや飲食店支援サービスなどを行う宮崎市の企業「ひなたマーケティング」です。

宮崎労働局によりますと、「ひなたマーケティング」は、おととし10月から今年3月までの間、従業員が休業していないにもかかわらず、「休業した」とする虚偽の申請書類を作成し、雇用調整助成金1100万円余りを不正に受給したということです。

宮崎労働局は、「ひなたマーケティング」に対し、違約金や延滞金を加算した金額の返還を命じていて、「ひなたマーケティング」は、現在、納付計画を策定中だということです。