ロシアからの領土奪還に向けウクライナ軍が反転攻勢を進めるなか、国防次官は南部ザポリージャ州の集落を奪還したと発表しました。

ウクライナのマリャル国防次官は28日、南部ザポリージャ州の集落ロボティネを奪還し、南東方面に向けて前進していると明らかにしました。

ロボティネは、ロシアの支配地域にある要衝の町のすぐ近くで、部隊を率いる指揮官はロイター通信の取材に対し、「今後、反転攻勢を進める上でより早い進軍が可能になる」との見方を示しています。

こうしたなか、中部ポルタワ州の当局によりますと、28日、産業施設にロシア軍のミサイル攻撃があり、3人が死亡しました。

また、東部ハルキウ州と南部ヘルソン州でもロシア軍の攻撃があり、それぞれ1人が死亡したと現地当局者が発表しています。