福島第一原発の処理水を海に放出して以降、県内の飲食店などに外国語の迷惑電話が相次いでいることについて、警察が注意を呼びかけています。
迷惑電話は処理水が海洋放出された24日から始まっていて、警察によりますと飲食店などを中心に、福島県内全域で確認されているということです。TUFの取材に応じた福島市内の飲食店によりますと、迷惑電話はすべて、中国の国番号を示す「86」で始まる番号だったということです。
こうした事態を受け、警察では、身に覚えのない番号や番号非通知の電話には出ないよう呼びかけるほか、電話会社のサービスを使って国際電話を一括で拒否できる設定をするなどの対策を求めています。
迷惑電話について、警察では実態の把握に務め必要な調査や捜査をするとしています。