26日午後から27日明け方にかけて、富山県内では雷を伴った激しい雨が降り、富山市の秋ヶ島では1時間降水量で観測史上最大を記録しました。

富山県西部の高岡市で、26日午後11時10分ごろに撮影された映像には、鳴りやまない雷鳴とカメラのフラッシュのようにまぶしい稲妻が映っていました。
富山県内では26日昼過ぎから27日明け方にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、昨夜遅くから未明にかけては県西部に竜巻注意情報も出されました。
また、富山市の秋ケ島では26日午後10時44分までの1時間降水量が65.5ミリと2003年の観測開始以来最大値を記録しています。

富山地方気象台によりますと、富山県では27日も夜のはじめ頃にかけて雷を伴って1時間に30ミリの激し雨が降り、大雨となる所がある見込みです。これまでに降った雨により地盤の緩んでいるところがあり、気象台は、今後少しの雨でも土砂災害の危険が高まり、大雨警報を発表する可能性があるとしています。