新潟県小千谷市の住宅で、50代の父親に殴る蹴るなどの暴行を加え、けがをさせたとして、30代の息子が逮捕されました。父親はその後死亡が確認されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、小千谷市岩沢の会社員・大渕良輔容疑者(36)です。警察によりますと、大渕容疑者は25日午後10時ごろから翌26日午前5時ごろまでの間に、小千谷市池ケ原にある父・信行さん(58)の自宅で、信行さんに対し殴る蹴るなどの暴行を加えて全治不詳の傷害を負わせた疑いがもたれています。
事件当時、家にいたのは大渕容疑者と信行さんの2人だけだったということです。
信行さんは26日午前9時25分頃、自宅を訪れた親戚に1階で倒れているところを発見され、その後死亡が確認されました。
警察の調べに対し、大渕容疑者は「暴行を加えたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は事件の経緯などを調べていて、今後、容疑を傷害致死に切り替える予定です。