24日も富山県内は気温が上がり、富山や秋ケ島で35℃を超える猛暑日となりました。統計開始以来、猛暑日の最多日数を更新し続けています。
県内は高気圧に覆われて朝から気温が上がり、日中の最高気温はいずれも午前中のうちに観測され富山で35.8℃秋ケ島と氷見で35.3℃、魚津で35℃などとなりました。
ことしに入ってからの猛暑日の合計は、秋ケ島で34日、富山市で25日となり、気象台が1939年に統計を取り始めて以降、最多を更新し続けています。
また魚津は、24日でことし11日目の猛暑日となり、去年記録した最多日数10日を超えました。
チューリップテレビが県内の各消防に問い合わせたところ、24日午後5時までに20代から80代の男女7人が熱中症の疑いで搬送され、うち1人が中等症となっています。
25日も県内は高気圧に覆われ24日と同じくらいの厳しい暑さとなりそうです。引き続き、熱中症に厳重に警戒してください。
また気象台は暖かく湿った空気に日中の気温の上昇も加わって大気の状態が非常に不安定になっているとして、このあと夜の初めごろにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意するよう呼び掛けています。農作物などの管理も注意してください。