とりわけ、今年はハーブに力を入れ、13種類を栽培。
隣のレストランから出た野菜の皮などを肥料にし、育てたハーブを料理に使ってもらうという「食」の循環を実現しています。

活動に参加する近くに住む住民は:
「いいことだと思います。近所の人がここにきて話しをしたり、野菜植えたり草取ったりしてくれればいいんじゃないかな」
21日、同じ敷地にある空き家に、学生や住民などが集まりました。
自分たちで育てたハーブを使い、「ハーブソルト」をつくるイベントです。
学生たちはこの日から1週間、3つのまち畑で毎日新しいイベントを開く「まち畑ウイーク」に取り組んでいます。
テーマは「つながり」。
より多くの人に活動を知ってもらい、地域との交流を深める企画を学生たちが考えました。
ハーブソルト作りにも「まち畑」発の商品を、とのねらいがあります。

信大工学部 佐倉研究室 須田峻哉さん:
「ハーブを目玉商品として地域に配ったり、店に置いてもらうことでこの場所の魅力を知ってもらい、人を引き込めるようにと思っています」
この日は自分たちで育てたナスやトマト、ハーブを使った煮込み料理も作りました。

信大工学部 佐倉研究室 小山咲紀子さん:
「ハーブと塩と野菜それくらいの材料しか使ってないのに、しっかりハーブで味が出ていたので、また作ってみたい」
2日目の会場は「ヤギのいる庭」。

畑のほかにヤギ小屋がある「まち畑」ですが、主役のヤギの「ぜんちゃん」は暑さに耐えられず郊外に避難中。
そこで、学生たちが知恵を絞りました。