■MLB エンゼルス 3ー7 レッズ(日本時間24日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(29)は第1試合では先発登板し、腕の疲労で2回途中で緊急降板。打者でも代打が送られ退いていたがダブルヘッダーとなった第2試合に「2番・指名打者」で先発出場。打席ではフルスイングを見せるなど腕の疲労は感じさせず5打数1安打1三振で打率は.304となった。
試合はエンゼルスがナ・リーグのワイルドカード争いでプレーオフ圏内の3位を争っているレッズに1試合4盗塁を許すなど機動力でかき回され3試合連続の逆転負けで4連敗。レッズとの3連戦では合計8盗塁を許した。128試合を終えたエンゼルス(ア・リーグ西地区4位)は、61勝67敗で今季ワーストの借金6となった。
大谷は1回、無死一塁で迎えた第1打席、レッズの先発は今月7日にメジャーデビューしたばかりのL.リチャードソン(23)。カウント1-0から外角高めのチェンジアップを打ち損じてサードゴロに倒れた。
2回、2死一、二塁のチャンスで迎えた第2打席、カウント3-2から内角低めのチェンジアップを上手くさばいて左中間へ。鋭いライナー性の当たりだったがセンターがダイビングキャッチでヒットと打点を好プレーで阻止された。
1対4とリードされた5回、1死一塁で第3打席、1球目のカーブに上手くバットを合わせライト線へ。全力疾走で2塁を陥れ、今季22本目の2ベースヒットを放った。するとレッズの売り出し中の若手、ショートのE.デラクルーズ(21)、サードのN.マルテ(21)が大谷に積極的に話しかけ、笑顔で答えていた。
7回の第4打席は積極的なバッティングでフルスイング。腕の疲労を感じさせないスイングを見せた。最後は外角高めのストレートに空振り三振。9回の第5打席はレッズの抑えA.ディアズ(26)にセカンドゴロに打ち取られた。