■MLB エンゼルス 3ー4 レッズ(日本時間23日、エンゼル・スタジアム)

ハリケーン「ヒラリー」の影響により、2日間試合のなかったエンゼルス。球場の状態も無事に回復し大谷翔平(29)は本拠地のレッズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。約1か月半ぶりにM.トラウト(32)が復帰し、上位打線を組んだが3打数無安打2三振1四球で打率は.304となった。

試合はエンゼルスはホームラン3本で3点を奪ったが5回、守りのミスから3点を奪われ逆転されると、エンゼルス打線は4回以降、1安打に抑えられ接戦を落とした。126試合を終えたエンゼルス(ア・リーグ西地区4位)は、61勝65敗で今季ワーストの借金4となった。

左手首を骨折したトラウトが日本時間7月4日以来、約1か月半ぶりに復帰、「トラウタニ」が復活した。2019年8月以来、約3年ぶりとなったレッズ戦。先発はG.アッシュクラフト(25)、1回、2番・トラウトがセカンドフライに倒れて迎えた大谷の第1打席、カウント1-2から低めスライダーに空振りの三振に倒れた。

3回、無死一塁で2番・トラウトの第2打席はセカンドゴロ併殺打、大谷の前にチャンスを広げられなかった。大谷の第2打席は四球。

5回の第3打席、カウント0-2から3球目、外角に甘いスライダーが入ってきたが捉えきれずファウル。大谷も天を仰ぎ悔しい表情を見せた。最後は低めのシンカーに空振り三振に打ち取られた。

3対4と1点追う8回、1死から2番・トラウトが復帰後初ヒットとなる内野安打で出塁。走者を置いて大谷の第4打席、レッズ2人目、S.モール(31)と対戦。カウント1-2と追い込まれると3球目、外角高めのボール球をカットしていったがレフトファウルフライ。走者を進めることが出来なかった。