今後、荒川の渇水が深刻化した場合、河川国道事務所は取水制限について関係各機関と協議するとしています。

【北陸地方整備局 羽越河川国道事務所 佐藤利行 副所長】
「河川の水位が下がって生態系にも影響が出る可能性もありますので、皆さんと情報共有しながら、ある程度の流量・水位を確保していきたい」

一方で、県北の渇水の影響が畑に出ていました。

村上市小岩内集落の松本幸子さん(73歳)は、主に自宅で消費するために里いもを作っていますが、水不足のために秋の収穫を前に畑で枯れてしまったものがあるといいます。

【松本幸子さん】
「水がないから里いもが枯れてしまった。水がないから大きくならないだろう。こんなことは初めてだ」

この畑は近くを流れる沢の水を使っていますが、猛暑が続き水が枯れてしまったということです。

新潟県内全域で待たれる「恵の雨」はいつ降るのか?
暑さと水不足に悩まされる日々はまだ続きそうです。