一方、熊野市の会場近くのホテルでも…

(ホテルなみ・向山佳伸さん)
「140人のキャンセルが出ている。影響も甚大」
8月17日の予約は当初、76ある客室全てが一杯となりましたが、花火大会延期の影響で、約60部屋がキャンセルに。
(ホテルなみ・向山佳伸さん)
「本当に神に祈る…それだけ」

22日、花火大会の会場となる七里御浜海岸を訪れると、人の姿はまばらでした。
(東京からきた女性)
「帰省と花火を兼ねて来た。花火も楽しみにしていたので残念な気持ちが少しある。」


会場近くの釣具店では…
(フィッシング嶋勇・嶋俊二店主)
「通常の5倍くらい(飲料水を冷やす氷を)仕入れている。延びたのは残念だが仕方ない。初盆なんですよ、妻がことし亡くなった。妻が花火が好きだったから余計複雑な気持ち」

また、地元の土産店は4年前の開催時には普段の10倍ほどの売り上げがあったといいますが…
(熊野古道 駅前特産品館・林佳蓉さん)
「売れると信じつつ…発注は少なめにして構えている」

やきもきするのは地元観光協会も…
(熊野市観光協会・中平孝之会長)
「(Q3回目の延期の可能性は?)全く考えていない。29日には確実にやれるものだと思っている。夏の終わりのイベントとして、ぜひ見ていただきたいと思う」
熊野市は、最終的な開催の判断は当日午前5時ごろにするとのこと。8月29日の無事の開催を祈るばかりです。
















