お盆期間の鉄道と高速道路の利用状況がまとまり、台風の影響を受けつつもいずれも前の年より増えました。

JR東日本によりますと、8月10日から17日までにJR中央線の特急を利用した人は上下線であわせて25万6000人で、前の年より7万4000人増え1.4倍になりました。

ただコロナ禍前の2018年と比べると92%ほどにとどまっています。これについてJRは「台風の接近による影響」とみています。

一方、中央道の相模湖インターチェンジから上野原インターチェンジまでの1日あたりの平均交通量は7万2200台で前の年より900台増えました。

また県内で発生した10キロ以上の渋滞の回数は上り線で6回、下り線で5回でした。

下り線の渋滞のピークは11日で、最も長かったのは午前7時25分ごろに上野原インター付近で発生した45.5kmでした。

発生の要因は交通の集中と事故となっています。