「こんな本が欲しかった」もっと安心して出かけたい

中岡 党予さん:
「本当は出かけたいんですよ。外食もしたいし、連れて遊びに行きたいんだけど、やっぱり奇声をあげたりだとか、落ち着かなくて、うろうろしだしたりとかして、人目を気にして行けないので。
(ガイドが)あると、ありがたいどころじゃなくて、もう欲しかったものを作っているって感じです。
ガイドがあると『ここは理解してくれるから安心して行ける』って思ってもらえる」
『ミシュニャンガイド』に掲載されている施設は、いまは長崎市が中心ですが、高以良さんは、今後は県内全域に広げたいと話します。

高以良 鴻さん:
「“ここは行けないかな”と思ってしまっている所に“それでも大丈夫ですよ”って。
“色んな子がいるので対応していきますよ” “ゆっくり相談していきましょう”って言ってもらえるだけで、親御さんもものすごく安心できるので。
発達障がいかどうかに関わらず、色んな子たちがいることを分かってもらえると、とても助かると思っています」

誰もが安心して外出を楽しめる地域になることを目指して。
『発達ミシュニャンガイド』は、これからも発達障がいがある人と、その家族のそばに寄り添い続けます。
※発達ミシュニャンガイドはインターネットでダウンロードすることができます。
また、NPO法人『かぎしっぽ』では、発達障がいについての無料講演会も行っています。
詳しくは「ミシュニャンガイド」と検索してください。