今年のお盆期間中の人出について北陸新幹線の利用はコロナ前の9割にまで回復し観光地の立山黒部アルペンルートでは外国人観光客が大きく戻りました。

JR西日本金沢支社によりますと8月10日から17日までのお盆期間中、北陸新幹線を利用した人は26万5000人で、去年の146パーセントに増加しました。

帰省のピークは11日で最大乗車率ははくたかの自由席で111パーセント。Uターンは13日で、かがやきの指定席が満席となり、さらにデッキにも乗車した人がいたため乗車率103パーセントとなりました。

利用者数はコロナ前の9割ほどで、JR西日本は「台風の影響もありコロナ前の水準には戻っていないが、利用は回復しつつある」としています。

このほか人気の観光地立山黒部アルペンルートの入り込み客数は去年から4千人あまり増えて3万7300人でなかでも外国人観光客は去年のわずか100人から台湾や香港からの個人客を中心に1300人まで増加し、コロナ前に近づきつつあるということです。