購買意欲高く ショップの滞在時間も長い
ミキモト真珠島によりますと、これまで中国をはじめとして東アジアからの旅行客の購買意欲は高い傾向にあり、ショップでの滞在時間も他の国の人に比べ長いということです。今年訪れた人の中には一人で200万円近く購入した人もいたとのこと。
こうしたことから、中国から日本への団体旅行客解禁となったことについては。
(ミキモト真珠島 柴原昇取締役)
「1日多いときで100名~200名。バスで2台、3台、4台とお越しいただいた。中国のお客さまがたくさん来てくれることになろうかと思いますし、実際に少しずつ増えているのですごく期待しています」


一方、国際観光都市の岐阜県高山市では。
(外国人観光客)
「Beautiful country!」


(土産物店)
Q.お盆期間中はどうでしたか?
「忙しかった。ありがたい」
Q.にぎわいは戻ってきた?
「戻ってきている。インバウンドのお客さまが多いから」
中国からの観光客はまだほとんど見ない
高山市観光課によりますと、外国人観光客の宿泊者数はコロナ禍前の2019年は61万2204人でしたが、2021年は2993人にまで落ち込みました。去年は4万493人で回復傾向にあります。

また、飛騨・高山観光コンベンション協会に聞くと、ことし3月ごろから特に欧米からの観光客が増えてきたということですが、中国からの観光客はまだほとんど見ないと言います。
中国本土からの観光客の宿泊者数を見ると、2019年は6万1841人と台湾についで2番目に多かったということです。
中国から日本への団体旅行解禁について、地元では。
(陣屋前朝市の出店者)
「外国人の方も日本の方も、笑顔で来ていただけるのが本当にうれしいし、楽しみです」


酒造店でも期待が膨らんでいます。
(舩坂酒造店 鴨林周平支配人)
「アジアの方たちはたくさん高山にお越しいただいていた記憶があるので、その方たちがまたいっぱい来ていただけることを非常に楽しみにしている」

飛騨・高山観光コンべンション協会は、「中国人観光客が増えるのは、地域の活性化につながるのでありがたい。行政と協力してPRしていきたい」とコメント。いまかいまかと待ちわびています。














