新潟県上越市板倉区では、地元の住民が耕作放棄地で丹精込めて育てたヒマワリが見頃を迎えています。
青空に映えるヒマワリ…
上越市板倉区上久々野にある10アールほどのヒマワリ畑です。この畑は耕作放棄地で、地元住民など12人で作る「うつぎ会」が丹精込めて育てています。

上越市板倉区でも過疎化と高齢化が進んでいます。田んぼや畑をやめる人も増えてきている中、地域を元気にしたいと耕作放棄地をヒマワリ畑に生まれ変わらせる取り組みを2020年に始めました。当初は1アールほどだったという畑も年々エリアが拡大し、今年は10アールになったそうです。

今年は6月に種をまいたものの、梅雨時期は例年よりも雨が多く湿害に悩まされたということです。さらに、梅雨明け後はほとんど雨が降らない干ばつに…
それでも、ヒマワリは元気に花を開きました。
見頃は20日ごろまでということで、管理する「うつぎ会」の丸山晃一会長は「畑は山の風が吹いて涼しく、すがすがしい。また眼下には高田平野を一望できる。ぜひ訪れてもらい、ヒマワリを楽しんでほしい」と話しています。