静岡県熱海市の土石流災害で、被害者が損害賠償を求めた裁判で、市は裁判への「補助参加」を求められています。6月9日開かれた熱海市議会で、市が裁判に補助参加することが決まりました。
2021年7月、熱海市で起きた土石流災害をめぐる裁判では、遺族と被災者あわせて84人が起点となった盛り土の前と現在の土地所有者などを相手取り、およそ58億円の損害賠償を求めています。
この裁判では、原告の遺族側が静岡県と熱海市に対して、原告を補助する形で参加する「補助参加」を求めていました。
<熱海市議会議長>
「本案は委員長報告の通り、決することに賛成の議員の起立を求めます」
6月9日に開かれた熱海市議会は全会一致で議案を可決し、市が原告側の「補助参加人」の立場で裁判に加わる事が決まりました。
これにより、熱海市が原告側に関連する資料を提供したり、担当職員が証人として、出廷したりできるようになります。
<熱海市 斉藤栄市長>
「これで裁判で被災者を支えていく仕組みが整ったことは、一歩前進だと考えている」
一方、静岡県も補助参加を求められていますが、遺族側に「現時点では補助参加を決定するのは難しい」と伝えています。
注目の記事
「パンスターズ彗星」が見ごろへ 夜明けの空に見える彗星 地球に最接近中【2026年】

【京都小6男児行方不明】“自宅付近の大規模捜索”は有力情報に基づく『検証的捜索』か…鑑識出動で「土など採取したのでは」今後の捜索態勢は?【元京都府警幹部が解説】

【前編】「テッペンとってこい!」が現実に 快挙を成し遂げた公務員ジャンパー、大会後の初出勤に密着!スキージャンプのワールドカップで優勝 同僚から祝福され久々の業務(山形)

【9月から】生活道路の法定速度30キロに引き下げへ60キロ走行で“一発免停”違反点数6点で30日間<春の交通安全運動>

「死刑を早めて」妻や息子ら3人を殺害した死刑囚、“償えない罪”に苦悶 遺族が差し入れに込めた“切実な願い”

「おもちゃのピアノ」が繋いだ兄妹の絆。統合失調症の兄と心を通わせた“不完全な音色”









