お盆休みも終盤ですが、観光地には多くの外国人旅行客が訪れています。ただ、“ある問題”に直面し、対策に乗り出しています。
日本有数の観光地・京都。多くの旅行客で賑わっていました。
愛知からの旅行客
「海外の人多い。すごくすれ違った」
中国からの旅行客
「人がとっても多い」
普段は渋滞しない道も、この通り…。土産店が並ぶ祇園の商店街も大混雑です。
よーじや祇園本店 高橋久実 店長
「(客数は)月日を追うごとにどんどん増えてきている」
今年上半期に日本を訪れた外国人観光客は1071万人。4年ぶりに1000万人を超えました。
一方で、懸念されるのが「オ―バーツーリズム」。オーバーツーリズムとは、観光客が集中し、渋滞や騒音などで住民生活に支障が出ることです。深刻な問題になっていて、京都市も対策に乗り出しています。
豊臣秀吉の妻「ねね」ゆかりの高台寺。夜の庭園では、プロジェクションマッピングが行われていました。
京都市が、オーバーツーリズム対策として取り組んでいる一つが「時間の分散」です。日中に人が集中するのを避けるため、早朝や夜の観光を推奨しています。
高台寺では、通常、拝観できない茶室でのお茶会を午後6時頃に設定したり、受付時間を夜の9時半まで延長し、「時間の分散」に協力しています。
高台寺 田中敬子 事務長
「朝は朝の景色を、夜は夜の景色を楽しんでいただきたい」
そして、もう一つの対策が「場所の分散」です。
記者
「午後2時半前の京都駅なのですが、多くの観光客で賑わうという赤色のアイコンが表示されています」
ホームページ上で日時や天気を入力すると、人気エリアの混雑状況をAIが予測。混雑具合を色分けし、一目でわかるようにしました。
また、市内10か所にはライブカメラを設置。観光客自身がスマホなどで混雑具合をリアルタイムで確認できるようになりました。
京都市観光協会 堀江卓矢さん
「各自の判断で訪れる場所や時間帯を変えていただくように後押しをしていく」
中国からの団体旅行が解禁され、さらなる混雑が予想される観光地。観光客を受け入れながら、どう混雑を緩和していくかが大きなカギとなります。
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