消費者庁が回転ずしチェーン最大手の「スシロー」に措置命令です。CMなどで宣伝した寿司が実際には多くの店舗で販売されておらず「おとり広告」に当たると指摘しました。
公正取引委員会によりますと、スシローは去年9月~12月にかけて、ウニやカニなど3種類の寿司のキャンペーンをテレビCMやインターネットで宣伝しましたが、全体の9割の店舗がキャンペーン期間中にその商品を1日以上販売していなかったということです。
(公正取引委員会事務総局・近畿中国四国事務所 真渕博所長)
「回転ずし市場においてシェアが第1位である『あきんどスシロー』が、テレビCMや自社のウェブサイトにおいて全国の消費者を対象に『おとり広告』を行っていたものであります」
中には、キャンペーンの初日から商品を販売していなかった店舗があったにもかかわらず広告の掲載を続けていました。このため、消費者庁はスシローに対して景品表示法違反の措置命令を出しました。
公正取引委員会の調査に対してスシローは「具材を十分に準備できていなかった」と説明しているということです。
(公正取引委員会事務総局・近畿中国四国事務所 真渕博所長)
「具材が足りなくなった段階で何らかの形で消費者の方にお知らせするなり、表示を改めるなりすべきだった。本件の不当表示が一般消費者に悪影響を与えた程度というのは非常に大きなものであったと」
スシローの「おとり広告」に消費者は次のように話します。
(20代)
「大手のスシローがそういうことをしているイメージがなかったので、信じられないですね」
(10代)
「それ目当てで行く人も多分いるから、行って『無いです』と言われたら『え?食べるものないじゃん』ってなるかもしれない」
(50代)
「あると思って行って無かったら、詐欺までいかへんけどやっぱり利用するのを考えなアカンなと」
スシローは「ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。措置命令を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
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