ゴルフのプレー中、心肺停止で倒れた男性を救助したとして宮崎市のゴルフ場に勤務する男女ら3人に市長から感謝状が贈られました。

宮崎市の清山市長から感謝状が贈られたのは、宮崎カントリークラブを運営する宮崎ゴルフの従業員中川俊一郎さんと釘本香奈重さん、それにキャディーの村田和弘さんの3人です。

3人は、今年5月、勤務するゴルフコースで70代の男性利用客が倒れて心肺停止状態になった際、協力して119番通報やAEDを使った心肺蘇生などの救命処置を行いました。

中川さんらのとっさの判断により男性は一命をとりとめ、社会復帰できるまで回復しました。

(宮崎ゴルフ 中川俊一郎営業部長)
「本当に現場に行くまでは何が起こったか分かりませんでした。すべてのスタッフが同じレベルで救助にあたるような体制をつくっていきたい」

宮崎ゴルフでは、従業員が定期的にAEDの講習を受けていて、引き続き、事故防止に努めたいとしています。