■MLB レンジャーズ 0ー2 エンゼルス(日本時間17日、グローブライフ・フィールド)

エンゼルス・大谷翔平(29)が敵地で行われたレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。キング独走の42号先制ホームランを放つなど、27試合ぶりの3安打をマーク。4打数3安打1本塁打で打率は.306となった。

連敗中のエンゼルスは大谷の登板回避で中4日のマウンドとなったR.デトマーズ(24)が8回途中まで1安打ピッチングの好投。中継ぎ陣もレンジャーズ打線を抑え、9回にはM.サイス(28)のホームランで追加点を奪い勝利した。

122試合を終えたエンゼルス(ア・リーグ西地区4位)は連敗を2で止め、60勝62敗で借金を2に戻した。残り40試合でワイルドカード3位のブルージェイズとのゲーム差は7となった。

大谷は1回の第1打席、レンジャーズ先発はJ.グレイ(31)。通算成績は7打数2安打1本塁打4打点で打率は.286。1回の第1打席、カウント1-0から外角高め154キロのストレートをしっかり捉え、打った瞬間にヘルメットが脱げる豪快なアーチ。3試合ぶりの42号ホームランでエンゼルスが先制した。

3回の第3打席、カウント1-2から外角高めのボール球をレフト方向へ。深いサードゴロになると大谷は全力疾走で1塁はセーフ。内野安打で今季35度目のマルチヒットをマークした。1塁に出塁するとファーストのN.ロウ(28)にヘルメットから髪の毛が出てる事を指摘されると笑顔で被りなおしていた。

5回の第4打席はレフトフライ、8回の第4打席は前日に続き、レンジャーズ2人目、A.チャップマン(35)と対戦。カウント1-2から内角低め166キロのシンカーに詰まったが全力疾走でショート内野安打。7月18日のヤンキース戦以来、27試合ぶりの3安打をマークした。