今週の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり179円と前の週よりも2円20銭高くなり9週連続の値上がりとなりました。またハイオクは1リットルあたり190円台にまで上がっています。

石油情報センターによりますと、14日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり179円で、前の週に比べ2円20銭高くなり、9週連続の値上がりとなりました。また、ハイオクは1リットルあたり190円10銭で前の週より2円上がりこちらも9週連続の値上がりとなっています。レギュラー、ハイオクともに2008年8月以来の高水準です。

石油情報センターによりますと、値上がりは、石油元売り会社へ支給される政府の補助金の補助率が段階的に引き下げられていることが大きな要因です。また世界景気が底堅い一方で産油国は減産に動いていて、需給ひっ迫の恐れから原油価格も上昇しています。

こうした状況から石油情報センターは来週も値上がりを予想しています。全国の平均価格も前の週より1円60銭高い181円90銭で、13週連続の値上がりとなっています。