当初は長野県も予想進路に含まれていた台風7号の影響は観光にも出ています。
南信州有数の温泉街=阿智村・昼神温泉の旅館「石苔亭(せきたいてい)いしだ」。
お盆の予約は好調で、お盆を挟む2週間は満室でした。
しかし、台風7号の情報が出始めてから、キャンセルが相次ぎ、14日は3分の1が空室になりました。

石苔亭いしだ 井口洋(いのくちひろし)支配人: 「(JRの)計画運休もあったのでそれによってのキャンセル。例年だとずっと満室が続くが影響が出ている」
台風の進路となった中京や関西地方からの宿泊客が6割ほどを占めるため、今後さらに影響があるのでは、と心配しています。
井口洋支配人: 「引き続き安全安心な情報とお客様の認識をすり合わせながら、できるだけ安心に過ごせるようにご案内していきたい」
一方、15日は台風で家に帰れず、急きょ予約した宿泊客もいました。

香川から: 「本当はきょう剣岳に登っている予定だったが、台風が来るので早めに下りてきょう四国に帰れないので、こちらの温泉宿に泊まって台風が過ぎたら、あした帰ろうと思って。ゆっくり温泉に浸かって台風が過ぎるのをのんびり待ちたいと思う」
夏休みシーズン真っ只中での台風直撃に、観光関係者も、観光客も、気をもんでいます。














