カンボジアのホテルを拠点とした特殊詐欺グループとみられる日本人7人が現地当局に拘束されていたことが分かりました。

グループはタイとの国境に近いカンボジア北部アンロンベンにあるリゾートホテルで拘束されたとみられます。

カンボジアの日本大使館などによりますと、今年5月31日、「ホテルで30代から50代までの日本人7人を摘発し拘束した」と現地当局から連絡を受けたということです。

7人はこのホテルを拠点に特殊詐欺を行っていた疑いがもたれていて、うち5人は日本の警察に身柄を引き渡され、すでに帰国しています。

残る2人は、首都プノンペンの入管施設に収容されていて、警察が近日中に捜査員を派遣し、日本に移送するということです。

カンボジアでは今年1月にも、南部のシアヌークビルのリゾートホテルで日本人19人の特殊詐欺グループが現地当局に摘発されています。