◆チームメイトは全員ひとまわり以上も年下、音楽で“ジェネレーションギャップ”

合宿中のバーベキューでは楽しいひとときを過ごしました。
改木悠真選手「オレンジレンジくらいだったら分かるんですけど、それより上になったら分からないです」
今井選手「ゆずとか、オレンジレンジとか、19(ジューク)とかね。19とか言っても分からないやろ?」
改木選手「19はわからないです」

チームメイトは全員ひとまわり以上年下ですが、今井選手はとっても仲良しです。
今井篤弥選手「困ったときにいろいろ話聞いてもらったりとか、導いてくれる人です。先生に近いかも」
横田玖磨選手「将来いつかは今井さんがチームを抜けるときがあるかもしれない。抜けたときはうちのチームどうなるんだろうってのはある。それくらい大きな存在」
今井選手「自分が後輩と話をするときは自分を戒めて言っていることが多い。言うからには自分にも責任がある。絶対見られているという意識をしっかり持たないといけない」
◆不屈のベテランは語る「すべての引き出しを出して納得のレースをしたい」

終わりの挨拶では、胸の奥にある気持ちをチームに伝えました。
今井選手「勝ちたい、ただただ勝ちたい。個人でも勝ちたいけど、ニューイヤー駅伝でも勝って・・・1番がとりたい。すごく思う」

8月に入り、MGCに向けた本格的な練習が始まりました。この日のメニューはたったひとりでの40キロ走。パリオリンピック出場をかけた戦いに向け、自分を追い込みます。
今井選手「自分自身これまでやってきた、実業団で言えば17年。高校からの陸上で言うと25年近い陸上人生。それのすべてを集結させて。すべての引き出しを出して。僕自身が納得するレースをしたい」
MGCまで残り2か月。不屈のベテランは、夢舞台を目指し走り続けます。














