台風の影響は長引くおそれ、風速25メートル以上の暴風とは…

本州付近に近づいても、速度はゆっくりで暴風や大雨などの影響が長い時間続くおそれがあります。また、上陸すると勢力は多少衰えてきますが、台風のまま日本海に抜ける予想です。

日本海側・富山付近を通過するときに予想される風の強さは最大で25m、瞬間的には35mです。

風速25mの風というのは、何かにつかまらないと立っていられない、通常速度での運転は困難、看板や木の枝が飛ぶような非常に強い風です。

富山での台風への備えは、おそくとも14日月曜日までに済ませてください。暴風に備えて家や店の周りの片づけ、日よけの「すだれ」や看板などの固定や撤去などです。

大雨に備えての土のうの準備や排水溝の掃除、点検。ただし、猛烈な暑さが続いています。

これらの準備は朝晩の少しでも気温が下がる時間、あるいは片付ける場所が日陰になる時間帯など熱中症にも気を付けながら行ってください。

また、停電に備えて、保冷剤などの準備もしておくといいかもしれません。

日曜日にかけては晴れる所が多いですが、太平洋側の海は高波となり、海のレジャーは危険です。15日火曜日には、北陸地方でも風が強まり、雨も降り始める見込みです。今後の台風の進路次第では、各地の予報も大きく変わります。最新の気象情報と交通情報を参考にしてください。

また、夏山シーズンですが、山の天気は平地とは異なります。山専門の気象情報などを参考に、無理のない行動をしてください。