--佐藤玲奈調査員(TUFアナウンサー)「私の大好きな高校野球の季節がやってきました。今日のお題はスポーツということで、当然『高校野球』ですよね?ボス!」
--ボス「バレーボール!」
--佐藤調査員「えっ!?バレーボール?」
【ボスからの指令:バレーボールで子どもの夢をかなえる手伝いをせよ】
--阿久津繭華さん(小6)「中学生になったら勉強を頑張りつつも、陸上の大会に出て優勝したいです。」
そんな目標を語ってくれたのは阿久津繭華さん、小学6年生。学校へもジャージで通うほどスポーツ命!
そして、繭華さんの一番のサポーターはお父さん。
--阿久津宣行さん(繭華さんのお父さん)「陸上大会に向けて、本人頑張っていたんですけれども、選手になれなかったんですが、プロの方々と接することで何かを感じ取ってもらって、これからも夢を持って頑張ってもらいたいと思います。」
【一流の選手に会いたい・・・!】
お父さんは毎日筋トレを欠かさない娘を見て、夢を叶えてあげたいと考えたのです。
--佐藤調査員「繭華さん!あなたの夢をかなえます。夢はなんですか?」
--繭華さん「はい。エアリービーズの選手たちが試合に勝って、選手たちとハイタッチしたいです!」
繭華さんの夢をかなえる手伝いをするのが、今回の佐藤調査員のミッション。この日は郡山市をセカンドホームタウンとする女子バレーボールチーム、デンソーエアリービーズがファン感謝祭を開催。メインイベントには公開試合も!
そして子どもたちの夢をかなえるために企画したのが、『マネージャー1日体験』!早速、本物のマネージャーと顔合わせ。
--林詩織さん(エアリービーズマネージャー)「一番私が大切にしてることは選手と同じ気持ちで、もしくはそれ以上に勝ってほしいとか、勝ちたいって気持ちを全力で出すことです。」
一緒に参加するのは中学生の松本夕佳(ゆいか)さん。
--佐藤調査員「笑顔で元気にやればそれだけで選手たち喜んでくれると思う。」
--全員「えいえい、おー!」
まずは選手たちを出迎え、更衣室に誘導。Vリーグの強豪チームにテンションMAX!
--エアリービーズスタッフ「新人マネージャー2人入っているんで、自己紹介お願いします。」
--繭華さん「阿久津繭華です!マネージャーとしてみんなのサポートをし、全力で応援してこの試合に勝てたらいいです。よろしくお願いします。」
--エアリービーズ選手「チーム一丸となって郡山を盛り上げていきましょう!」
そして、オフィシャル横断幕を張るのもマネージャーの仕事。今回はただ見守ることしかできない佐藤調査員。地味に見えてもマネージャーの仕事は、どれも勝利に繋がっているのです。
--繭華さん・夕佳さん「七奈未さん、横断幕真っすぐですか?」
--麻野七奈未選手(エアリービーズ)「真っすぐ!真っすぐ!」
息つく暇もなく、ドリンクや軽食の準備も。
そして試合前の練習。新人マネージャーたちもしっかりサポートします。繭華さん一流選手のプレーに驚きと感激。
--繭華さん「おぉー、スゲー!」
--佐藤調査員「もし今日エアリービーズが勝ったら2人に選手とハイタッチの権利を与えてもらえませんか?」
--林詩織さん(エアリービーズマネージャー)「なので勝ちましょうね!絶対!」
そしてチームの一員になったことを表すロゴ入りTシャツに袖を通し、戦闘モード。
いよいよ試合開始!繭華さん少し興奮気味。そして試合前のハイタッチ!そう、これを味わいたいのです。
今回の公開試合、相手は強豪・日立Astemoリヴァーレ。エアリービーズは序盤から苦しい展開。しかし、セカンドホームの大観衆に後押しされ奮起。会場がひとつになります。
ギリギリの戦いが続く中、繭華さんたちはドリンクの準備。選手が全力を出し切れるように一緒に戦っているんです。
そして時間が空けば応援。勝利に向かって心は一つ。第1セットを先取されたエアリービーズ。第2セットは大接戦。選手が教えてくれたのは、諦めないことの大切さ。それは少しだけ落ち込んでいた繭華さんを奮い立たせます。
--繭華さん「陸上の大会に出て優勝したいです。選手たちの頑張ってる姿を見て、私も陸上でその経験を生かしたいなって。」
努力の先にあるかけがえないもの。
--阿久津宣行さん(繭華さんのお父さん)「(陸上大会の)選手になれなかったんですが、自主トレをしている姿を見てますので。」
汗まみれになってボールを追いかける姿は繭華さんの胸に深く刻まれました。エアリービーズは最後まで粘るも、負けてしまいました。
しかし試合後、奇跡が!健闘をたたえ合うハイタッチ!夢がかないました。
--佐藤調査員「ハイタッチ出来たね!どうだった?」
--繭華さん「試合すごかったです。」
--佐藤調査員「すごかったね!暑かったね!願いかなったね!」
そして子どもたちにアスリートからの一言。
--山下晴奈選手(エアリービーズ)「バレー界ではそんなに身長が高くないんですけれど、身長がなくても戦えるっていうところを見せて、子どもたちにも希望を持ってほしいなと思っています。」
--横田真未選手(エアリービーズ)「自分の決めた道を信じて夢に向かって突き進んでほしいなと思います。」
--佐藤調査員「夢がかなったね!」
--繭華さん「ミッションコンプリート!」
『WITH!』
福島県内にて毎週夕方4時~放送中
(2023年8月12日放送回より)
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