愛媛県四国中央市出身で国内女子バスケのトップリーグWリーグの東京羽田ヴィッキーズに所属する軸丸ひかる選手が故郷で講演し、夢に向かって一歩を踏み出す大切さを語りました。
(東京羽田ヴィッキーズ 軸丸ひかる選手・四国中央市出身)
「もはや講演会というより私のソロコンサートかなみたいな感じで 話すより今歌った方がいいんかな。全然笑ってくださいね」
講演会には当初の定員200人を大きく上回る300人が詰めかけ、「私の夢」をテーマにした軸丸選手の話に耳を傾けました。
小学校からバスケットボールを始めた軸丸選手は、地元・川之江南中から県内屈指の強豪・聖カタリナ学園高校に進むと、キャプテンとしてチームを引っ張りウィンターカップベスト4。
白鴎大学時代には大学日本代表にも選ばれました。
講演の中で軸丸選手は、「夢は周りから笑われるくらいがちょうどいい。自分の意志次第で過去は乗り越えられるし未来は作っていける」と自身が大ケガから復帰した経験も踏まえたメッセージを送りました。
(軸丸選手)
「勝つことも負けることもできてもできなくても絶対いつかの自分の糧になると信じて絶対むだな一歩はないと思って勇気を出して一歩踏み出してみてほしい」
この後、バスケット教室も開かれ、参加した子どもたちは、憧れのトップ選手に直接、アドバイスを受け感激していました。
(参加した中学生)
「人ができないことを率先してやったら輝く人になると思った」「かっこいいもっと練習しようと思った新人戦で活躍できるようにしたい」
(軸丸選手)
「プロになって地元に私何が貢献できるかなとすごく思っていたので、今回のこの講演がもし誰かの何か一歩を出すきっかけになったらと思っている」
夢をかなえた自身の姿を通じ、ふるさとのファンにパワーを与えた一方、交流も楽しんだ軸丸選手、10月のシーズン開幕へ英気を養った様子でした。
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