台風6号に続いて7号が接近、本州を直撃しそうな勢いの中で、まさに夏休みの時期に旅行を計画している人、あるいはすでに旅先の人も多いはず。「もし飛行機が欠航したらどうする?」と旅行アナリストの鳥海高太朗氏に教えてもらいました。もし巻き込まれてしまった際に、何としても早く帰りたい場合について、鳥海氏によりますと、キャンセル待ちの航空券をゲットするには、空港のカウンターに行くより、航空会社のHPをひたすらチェックする方が早い場合があるということです。

――近々、飛行機に乗る予定のある方、お盆期間中に台風直撃か、と言われる中旅先や帰省先から帰れないことも想定されます。キャンセル対処術や航空機利用時の裏ワザです。旅行日程で帰るタイミングで台風が来た場合、どうするのがベストの選択なのでしょうか。

鳥海高太朗氏: まずですね、飛行機に関しては2日前ぐらいから、「航空券の特別対応」といった形で対象となる空港と日程にかぶると、変更可能なんですが、それを前倒しすることも可能なので、一番いいのは「台風に来る前に旅行先から戻ってしまう」これがベストなパターンかなと。

延泊覚悟の方に関しては、とりあえずビジネスホテルを取っておく。前日までキャンセル料無料のビジネスホテルも結構ありますので、うまくそれを予約できれば、とりあえず予約してといて、前日段階で最終的に判断する。飛行機が1日2日遅くなったとしてもそこから宿探しをしなくていい、とにかくプランを練っておくことが大事。