青森県内の観測史上最も気温が高い一日となりました。弘前では10日、全国で3番目に高い39.3℃、五所川原も39℃を観測するなど危険な暑さとなりました。

※レポート 小林春彦カメラマン
「板柳町役場前の掲示板は40℃です」

40℃の気温を表示したのは板柳町役場前の電光掲示板で、青森地方気象台の観測地点ではないため、公式の観測とはなっていません。観測地点は本来、日陰にあることなどが定められていますが、掲示板を管理する板柳町は直射日光があたる場所にあることなどから気温が上がりやすくなっているとしています。それでも、町民にとっては身体にこたえる暑さであることは変わらず、役場前で開かれているりんご灯まつりは日中、訪れる人は少なくなっていました。

※板柳町民は
「絶対きょう40℃だって言ってやっぱり40℃になったよね。うちでエアコンないんだけど娘たちが心配するほど大変です。戸を開けて少しでも風を(入れよう)と思うんだけどもう耐えられない、どうしよう」
「暑いですけど町民のためにがんばっています。50℃まではいけます」

この暑さによる異変は田舎館村でも。

※レポート 石村知文 記者
「田舎館村のヒマワリ畑です。午前10時半を過ぎて温度計は40度を示しています」

田舎館村の木村義雄さんのヒマワリ畑です。こちらでは10日、近くの園児がヒマワリを刈り取る予定でしたが、あまりの暑さに急きょ予定を変更し、保育士と保護者が刈り取りをしてバスの中に待機している園児たちへプレゼントすることにしました。

※保育士は
「異常ですね。子どもたちには申し訳ないが、子どもたちの体を考えて仕方ないかと」

この暑さでラーメン店で人気となっているのが、「冷やしラーメン」です。こちらの店では毎年7月上旬から冷やしラーメンを販売していますが、今年は注文が例年の約1.5倍に跳ね上がりました。

※冷やしラーメンを注文した客は
「やっぱりきょうは暑かったのでさっぱりしたものを食べたくて頼みました。本当に涼しいし、さっぱりしておいしいです。これでまた外歩けそうです」

一方、この暑さで青森県内には10日、環境省と気象庁は熱中症の危険性が極めて高いとして、熱中症警戒アラートを発表しました。県内では10日午後4時半までに熱中症やその疑いで県内で救急搬送された人は26人に上っていて、9日より7人多くなっています。県内は午後5時半現在でも17の観測地点で気温は30℃を超えていて、引き続き警戒が必要です。