長野市の善光寺では4年ぶりにお盆縁日が行われています。
会場の様子を佐々木アナウンサーに中継で伝えてもらいます。

佐々木アナウンサー:
こちらは長野市の善光寺です。

10日と11日の2日間、善光寺ではお盆縁日が開かれています。

新型コロナの影響で中止が続いていましたが実に4年ぶりですの開催です。

この時間は本堂の前に建てられたやぐらを囲んで多くの人が盆踊りを楽しんでいます。

音楽に合わせて浴衣や甚平を着た子どもたちが可愛らしい踊りを披露してくれています。

やぐらにはいくつもの提灯が吊るされていて、縁日の雰囲気を醸し出しています。

午後5時過ぎから始まった善光寺のお盆縁日ですが、夜店も開かれていて、にぎわいを見せていました。

夜店は、仲見世通りの先で開かれていて、今年は17店が出店しています。

かき氷や焼きトウモロコシなどの定番の食べ物から、子ども向けのゲームなど、縁日ならではの雰囲気を楽しむことができます。

4年ぶりの開催ということもあり、出店の準備を進める関係者は、盛り上がりに期待を寄せていました。

出店者:                                                       「4年ぶりなので張り切ってみんなやっていると思います」                         「いっぱい人が来て楽しめれば一番いいかなと思います」

また、11日からの連休を前に、地元の人たちのほか、帰省客など大勢の人が善光寺を訪れています。


浴衣姿の高校生:                                             「久しぶりなのでめっちゃ楽しみでワクワクしています」                              「きょうは友達と行けて最高なので思い出をたくさん作りたいです」

親子連れ:                                                    「コロナでなかなか何年か来られなかったから楽しみでした」                       「楽しく踊りたいです」


善光寺では昭和の初めごろまで盆踊り会が開かれていて、2007年に「お盆縁日」として復活し、今年で14回目です。

新型コロナの影響で、今年は実に4年ぶりの開催で、待ちに待った催しとなっています。

このあと、「精霊会(しょうりょうえ)」と呼ばれる、先祖の供養とお稚児さんの健やかな成長を祈る行事が行われます。

善光寺のお盆縁日は11日も午後5時から行われる予定です。