宮崎空港は、9日、台風の影響で閉館しましたが、10日は空の便の再開とお盆の帰省ラッシュも重なり混雑しました。

(三浦功将記者)
「台風の影響で足止めにあった人。そして帰省で宮崎に訪れた人など多くの観光客で宮崎空港は賑わっています」

9日、すべての便が欠航した宮崎空港。

10日は、一部で欠航や遅れが出たものの、この時期らしいにぎわいが戻ってきました。

利用客の中にはお盆で帰省する人や台風の影響できのう宮崎を出発できなかった観光客の姿もありました。

(観光客)
「きのう東京に帰る予定だったが欠航になっちゃって、きょう(の便に)急きょ変更して帰ることにした。帰ったら、東京は台風7号がお盆にかけて来るみたいだから、もう嫌になっちゃう」
「(高千穂観光で)一日余裕をもっていたが、行けなくて残念」

(横浜へ)
「(おじいちゃん・おばあちゃんに)久しぶりに会えるので楽しみ」

宮崎空港を発着する航空各社の予約率を2019年と比較すると、全日空は102%、日本航空は98%といずれもコロナ禍前と同じ水準まで回復しています。

(宮崎空港ビル 前田剛宏取締役総務部長)
「空港の賑わいというのは徐々に戻ってきている。過去3年間、非常に厳しい期間を我々も味わっているので、今の空港に賑わいを何となく懐かしく思いつつ、非常にうれしい気持ちでお客様をお出迎えしたいと考えています」

台風7号がお盆の期間と重なることが懸念されますが、宮崎を出発するUターンは16日からピークを迎える見込みです。