弘南鉄道は8月6日に発生した大鰐線の脱線の原因について、車輪との摩擦によるレールの摩耗の可能性との見方を明らかにしました。ただ、運転再開のめどはたっておらず、10日夕方からバスの代行輸送を始めました。

弘南鉄道は10日、平川市の本社で会見を開き、成田敏社長をはじめ幹部4人が出席し、はじめに大鰐線の脱線事故について謝罪しました。8月6日に発生した事故では、2両編成の普通列車が大鰐駅を出発して500メートルほどの場所で脱線したもので、会見で船越信哉常務は原因について次のような見解を示しました。

※弘南鉄道 船越信哉 常務
「弊社としてレールと列車車輪のフランジとの接触面の摩擦が一つの起因となったのではないかと推定している」

大鰐線では4年前の4月にも脱線事故が発生していて、その際はレールの幅が広がったことが原因と判明しています。一方で、運転再開については全くめどが立たないとして、10日午後4時50分から中央弘前駅と大鰐駅発車でバスによる代行輸送を始めました。運行は弘南バスが行い、当面、上下合わせて1日17本を運行するということです。