インドネシアで開かれたミス・ユニバース大会で、主催者からボディチェックと称して下着姿になるよう求められ、写真を撮られるなどしたとして、出場者7人が刑事告発しました。

現地メディアによりますと、今月3日まで行われていたミス・ユニバース・インドネシアの大会で、ファイナリスト30人が最終審査前に主催者からボディチェックと称して突然、服を脱ぐよう指示されました。

出場者は、男性を含む審査員ら20人がいる前で下着姿になり、身体の傷やタトゥーなどを撮影された人もいたということです。

大会後の記者会見で、出場者は「のぞき見されているようで、とても不快だった」などと被害を訴えました。

地元警察や弁護士によると、これまでに出場者7人が主催者側を性暴力禁止法違反の疑いで刑事告発したということです。