埼玉・熊谷市で、ベトナム人窃盗グループの逮捕に貢献したとして、市民4人に埼玉県警から感謝状が贈られました。このうち1人は、ある“とっさの機転”で犯人グループの車での逃走を止めていました。
埼玉県警熊谷署から感謝状を贈られたのは、看護師の水野和子さん(60)、トラック運転手の亀井法子さん(57)、熊谷市役所職員の井桁真吾さん(51)と小島克弘さん(48)の4人です。
今年6月、ベトナム人3人組が熊谷市久保島の住宅に窓ガラスを割って窃盗目的で侵入したのを、向かいに住む水野さんが目撃し、「向かい側の民家に不審な人が侵入している」と警察に通報しました。
警察官が駆けつけると、犯人グループは車に乗って逃走。
荷物の配達のためトラックで走行中だった亀井さんは、走ってくる車と「待て!」と追いかける警察官を見て異変を察知し、とっさの判断でトラックを逃走車両の前に止めて逃げ道をふさぎました。
犯人グループはトラックに衝突して強行突破を試みましたが、亀井さんは衝撃に耐えながら、ブレーキを踏み続けたということです。
トラック運転手 亀井法子さん
「とっさですよね。これ逃したら絶対逃げちゃうからと思って。絶対、乗用車よりトラックの方が強いと思ったので」
その後、犯人グループは車を降りて走って逃げようとしましたが、警察官の「抑えてくれ!」という声を聞いて駆けつけた井桁さん、小島さんが犯人のうち1人を取り押さえました。
ベトナム人3人は、窃盗などの疑いで現行犯逮捕されました。
警察によりますと、現場付近では同様の窃盗被害がほかにも複数確認されていて、この3人組による犯行の可能性があるということです。
水野和子さん
「ただただ犯人が捕まってよかったって思うだけで、被害が広がらなくてよかったって。それだけです」
熊谷署の大久保昇署長は「皆さんの監視の目と正義感で犯人を逮捕することができました。勇気ある行動に感謝します」と話しました。
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