■山の価格「レクサス1台分」…っていくらですか?

「晴れの国」とも呼ばれる岡山に呼び寄せられた雨柊さん。2007年に山林約4700坪を購入しました。友人の手も借りながら山を少しずつ開拓し、徐々に住むための場所までつくっていきました。

(杉澤記者)
「山をおいくらで買われたんですか?」
(雨柊さん)
「だいたいそうだなぁ、500万とか。レクサスの安いのぐらいじゃない?」


(雨柊さん)
「初めて電動工具みたいもなのを買って、それも見よう見まねで使い始めたんだけど、『小屋ぐらいは建ててみたい』と。頭の中にイメージはあるけど、なかなか上手くいかず、そこは技術であったりするけど、『それを現実に落とし込む過程』というのは俺はすごく楽しいことだと思うんだけど」
■山の中で何でも作っちゃいます
お風呂づくりから始めた家づくり。今ではこんなものまで作ってしまいました。



(雨柊さん)
「何カ所か便所があるんだけど最新式。腐葉土をかけておくと菌とかバクテリアとかよく分かんないけど、分解が早く進むような。普通の便所って狭いじゃない?俺にとって大切なのは、景色がバーンと開けてるってこと。」


(杉澤記者)
「表情も変わりますよね?」
(雨柊さん)
「やっぱり表情緩まないと出るものも出ないからね」

一方、こちらは敷地の一角で運営するキャンプ場です。
(杉澤記者)
「何のためにキャンプ場もされているんですか?」

(雨柊さん)
「多少、収入も必要だしね。一般の人にも近寄ってきてもらおうかなって。今まで『何だろう』みないなのが多すぎて。なかなか友達以外は入ってこられなかったけど。キャンプの人がそこから採って、バーベキューができたらオシャレじゃない?」

おもてなしも考えますが、一番楽しんでいるのは本人です。