■山の価格「レクサス1台分」…っていくらですか?

4700坪の山林を、15年かけ少しずつ開拓してきた

「晴れの国」とも呼ばれる岡山に呼び寄せられた雨柊さん。2007年に山林約4700坪を購入しました。友人の手も借りながら山を少しずつ開拓し、徐々に住むための場所までつくっていきました。

安いレクサス1台分…500万円より少々上だそうです

(杉澤記者)
「山をおいくらで買われたんですか?」
(雨柊さん)   
「だいたいそうだなぁ、500万とか。レクサスの安いのぐらいじゃない?」

見よう見まねで電動工具を使い始めた
最初は「グリム童話のお菓子の家に住みたかった」そうです

(雨柊さん) 
「初めて電動工具みたいもなのを買って、それも見よう見まねで使い始めたんだけど、『小屋ぐらいは建ててみたい』と。頭の中にイメージはあるけど、なかなか上手くいかず、そこは技術であったりするけど、『それを現実に落とし込む過程』というのは俺はすごく楽しいことだと思うんだけど」

■山の中で何でも作っちゃいます

お風呂づくりから始めた家づくり。今ではこんなものまで作ってしまいました。

敷地内にお手製の多くのトイレが...
説明がとっても化学的
「よく分かんないけど」

(雨柊さん)
「何カ所か便所があるんだけど最新式。腐葉土をかけておくと菌とかバクテリアとかよく分かんないけど、分解が早く進むような。普通の便所って狭いじゃない?俺にとって大切なのは、景色がバーンと開けてるってこと。」

トイレから見える景色は「景色がBURRN!」
表情も緩んで、出るものが出るそうです

(杉澤記者)
「表情も変わりますよね?」
(雨柊さん)
「やっぱり表情緩まないと出るものも出ないからね」

何とキャンプ場も作っちゃいました その理由は...

一方、こちらは敷地の一角で運営するキャンプ場です。

(杉澤記者)
「何のためにキャンプ場もされているんですか?」

一般の人も来てほしい!怪しくないんです、と

(雨柊さん)   
「多少、収入も必要だしね。一般の人にも近寄ってきてもらおうかなって。今まで『何だろう』みないなのが多すぎて。なかなか友達以外は入ってこられなかったけど。キャンプの人がそこから採って、バーベキューができたらオシャレじゃない?」

おもてなしも考えますが、一番楽しんでいるのは本人です。