■雨柊さん 最後に「哲学」が飛び出した

破天荒に思える山での生活。その生き生きとした表情を見ていると、うらやましさも感じてきます。

風呂(もちろん自作)で観る月が最高

(雨柊さん)
「だいたい十三夜ぐらい、ちょうどこの時間ぐらいにわりと大きい月があの辺にあがるから、おすすめですね」

(杉澤記者)
「自分たちの手では作れない自然に何か魅力を感じているところがあるんですか?」(雨柊さん)
「だってさ、贅沢でしょ。ちょうどシヴァムーン(三日月)みたいな感じで。贅沢でしょ、申し訳ないでしょぐらい贅沢」

山の中で 静かに夜は更けていく
なんとも贅沢なひととき、を毎日味わっています

(杉澤記者)
「雨柊さんって、一言で自分を表現したら、どんな人ですか?」

雨柊さんにとって自分とは?…沈黙のあとひらめいた


(雨柊さん)  
「一言で・・・あった。『宇宙のチャイルド』。宇宙の子どもだ。戸籍上は50いくつかもしれないけど、まだ宇宙の中では子どもなんだよ。ずっと死ぬまで宇宙の遊びをしながら今回の人生は過ごします」

うらやましさを覚えた野生暮らしでした