9日前夜祭、10日と11日に本番が予定されていたよさこい祭りについて、よさこい祭振興会は8日予定通り開催することを決定しました。

よさこい祭りは例年9日に『前夜祭』10日と11日に『本番』が行われています。今年は4年ぶりの通常開催が予定されていましたが台風6号の影響で会場の設営などに影響が出ていました。

よさこい祭振興会は8日午後会議を開き、「回避すべき事項」として、風によるステージ、やぐらなどの倒壊、掲示物の飛散、人への被害、踊り子のけがなどをあげ、意見を交わしました。事務局は高知市の中央公園で行われる前夜祭について、踊り子・観客の安全を最優先とした上で、「掲示物、大型モニターを設置しない形で実施したい」と提案。委員からは「スポンサーの看板を外して実施する案に賛成」「雨や雷の状況を見ながらになるが実施を」などの意見が出ました。最終的には「事務局案の通り予定通り実施する。大雨など天候の急変には臨機応変に対応する」として、4年ぶりに通常開催する方針を決定しました。

(よさこい祭振興会 山崎道生 副会長)
「何とか踊り子の期待に応えられそうでほっとしています。色々危険が想定されるが、それは各演舞場、本部の判断で素早く対応していこう、何とか大丈夫だろうという共通認識はできました」