夏の甲子園、初めて出場した高知中央は愛媛の川之江を下し、甲子園初勝利で2回戦進出を果たしました。
(尾上七海記者)
「まもなく高知中央高校と愛媛川之江高校の試合が始まります。真っ赤に染まったアルプススタンドは夢舞台に立つ選手たちを応援しようと熱気に包まれています」
大声援を受け高知中央が挑む相手は愛媛の川之江。“隣県対決”です。

高知中央は2回、2アウトランナー2・3塁のチャンスで、バッターは台湾からの留学生、謝喬恩(シャ・チャオエン)!
初球を振りぬいた打球は三遊間を破ります!先制タイムリーでチームの甲子園初得点を挙げます!

しかし直後の3回、サイドハンドの先発・高橋の制球が乱れ、満塁のピンチを招くと…
押し出しのフォアボールで同点とされてしまいます。
それでも、そのウラ満塁のチャンスで7番・堅田!高知大会で4番だった“主砲”がここは冷静に選び、しぶとく勝ち越すと…
その後は打線が繋がります。9番・辻、1番・謝、そして2番・鳴川の3連続タイムリーもあり、この回、打者10人の猛攻で一挙6得点。序盤で一気に突き放します。

(西岡主将の母 智香子さん)
「もう、すごいなと。子どもたち、よう頑張ってくれゆうなと感激しています。とにかく勝ってほしいので、頑張れって伝えたいです」
終盤・7回に3点を返され、なおも最終回、2アウトからレフトへのこの当たり。
きょうタイムリー3本の謝(シャ)のファインプレーでゲームセット。
リードを守り切った高知中央が聖地・甲子園で“初勝利”を挙げました。

(タイムリー3本の活躍 謝喬恩 選手)
「甲子園で1勝できました。嬉しいです。(きょうの)自分の目標は(達成)できました。次の試合も勝ちたいです」
高知中央は2回戦、順調に進めば8月13日(日)の第1試合で、大阪代表の履正社と対戦します。














