台風6号の北上に伴い、開催が心配されるよさこい祭り。会場の設営にも影響が出ています。果たしてよさこい祭りは開催されるのでしょうか?
ことしで70回目の節目となるよさこい祭り。台風6号が北上する中、振興会はよさこい祭りの開催を判断するのでしょうか?

(よさこい祭振興会 岡林成海 統括)
「天気予報も時間単位で変わっている。朝・昼・夕方見たのと、若干変わったりしているので、なかなか判断しづらいのが正直なところ。現時点では中止の判断はしていない。(中央公園競演場)オーロラビジョンまわり音響のあたりが間に合わない可能性が十二分に考えられ、演出上至らないところがある中での演舞となる可能性もゼロではない」
よさこい祭振興会は8日午後、よさこい祭りの開催について協議するとしています。
会場設営にも影響が・・・
こちらは今年17あるよさこい祭りの会場の一つ高知市の梅ノ辻競演場です。会場の代表からは、台風対策に追われるといった声も。

(梅ノ辻競演場 服部一浩 代表)
「台風対策で幕を外したり、テント関係を立てたいが、風にあおられる心配があるので、そこがなかなか進んでいない状況です。台風が早く通り過ぎてくれるか、もうちょっとそれて行って、準備できる時間と当日踊り子たちが踊れる状況ができることを本当に切に願うばかり」
一方で学生たちが中心となって行う「土佐学生よさこい大会」は今年で3回目を迎えますが、会場を高知城から県立県民文化ホールに変更する決断をしました。

(土佐学生よさこい大会実行委員会 小川優太 実行委員長)
「見に来られた人たちに、学生生活の充実度合いや学生よさこいの荒々しくもエネルギッシュな踊りの側面を見せたいことは変わらない。開催場所が変わったとしても、しっかりと踊り子の表情を伝えられる大会にしたい」
また、高知市観光協会によりますと9日(水)=前夜祭の高知市納涼花火大会は台風の接近に伴い13日(日)に延期することを決めました。